みなさん、こんにちは。

音楽療法士&リトミック講師の柳川まどかです。

新年が始まったと思ったら、気がつけばもう2月‼︎

本格的に寒い日や雪の多い日が増えるこの季節ですが、そんなときな心身共に温かくなるような音楽療法活動をしてみてはいかがでしょうか??

今回は、2月の高齢者の集団音楽療法を行う際のプログラム例をご紹介いたします。

これから2月の音楽療法プログラムを考える方は、参考にしてください。

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】この記事を読む際のお願い

今回、こちらの記事でご紹介する内容は、あくまでも高齢者の集団音楽療法のプログラムの例です。

音楽療法は、対象者の目標・目的に合わせたプログラム内容を行います。

この記事を参考に実践する場合は、現場の対象となる方にあった活動となるプログラムとなるように検討してください。

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】①はじまりのうた

音楽療法を行い場合は、対象者によって活動が始まることを意識してもらうために【♪はじまりのうた】となる歌を歌います。

【♪はじまりのうた】となる歌は、元気が出るような、明るく、歌いやすい曲を選曲するといいでしょう。

私は【♪はじまりのうた】として

  • 365歩のマーチ
  • 世界の国からこんにちは

などを選曲していました。

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】②パタカラで発声

高齢者の方を対象とした音楽療法では、【パタカラ】という言葉を用いて発声をします。

なぜ【パタカラ】という言葉を用いて発声をするのかというと、口や舌を鍛え誤嚥防止の体操となるからです。

2月は寒い時期でもあるので、しっかりと喉を温めてから音楽療法を始める意味でも、この【パタカラ】の発声はいいでしょう。

【2月高齢者音楽療法プログラム例】パタカラを使った体操例

私がこの【パタカラ】を使って口の体操を行う際は、対象者の方によって様々なパターンで行っていました。

パターンとしては大きく2つで

  • 指折りして数えながら【パタカラ発声】
  • 馴染み深い童謡・唱歌を【パタカラ】で歌う【パタカラ唱】

を行うことが多かったです。

指折りして数えながら【パタカラ発声】を行う活動というのは、「ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ」と一回ずつ発声するのに合わせて、指折りで5回数えるというもの。

この発声しながら指折りをするというのは、同時に二つのことを行うデュアルタスクになります。

デュアルタスクは認知症予防に効果があると言われているので、対象者によっては行うことがよくあります。

デュアルタスクについては過去の記事にまとめていますので、そちらを参考にしてください。

高齢者の脳トレは音楽を使えば効果的!!音楽療法士が教える脳トレ方法

また、【パタカラ唱】というのは馴染み深い童謡・唱歌のメロディにのせて「ぱぱぱぱ」「たたたた」「かかかか」「らららら」と歌う活動のこと。

例えば、【♪春の小川】のメロディに乗せて1小節目を「ぱぱぱぱ」、2小節目を「たたたた」、3小節目を「かかかか」、4小節目を「らららら」と歌う。

これを繰り返し歌うことも、【パタカラ】によるお口の体操になりますので、是非寒い季節はこのような体操をしっかりして喉を温めるといいでしょう。

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】③日付確認

パタカラ体操で喉が温かくなったところで、日付を確認します。

高齢者の方を対象とした音楽療法を受けられる対象者の方の中には、見当識障害のある方もいらっしゃる場合があります。

見当識障害のある方の見当識訓練の一つとして、日付を確認する時間は大切です。

見当識障害や見当識訓練については、過去の記事にまとめていますのでそちらを参考にしてください。

音楽療法で行われる現実見当識訓練とは??【音楽療法士実践例】

【2月高齢者音楽療法プログラム例】日付確認から季節の話題を

日付確認をした後は、季節にまつわる話題をしてコミュニケーションを深めるといいでしょう。

2月のビックイベントとして

  • 節分
  • バレンタインデー

がありますが、そんなイベントにまつわる話を投げかけるのもいいですね。

また、365日毎日何かしらの記念日があるので、記念日を調べて話題提供をするのもいいでしょう。

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】④季節の歌を歌う

最初に歌う歌は、季節の歌を歌います。

これも先ほど紹介した見当識訓練の一つとして、日付を確認するだけではなく歌を歌うことでより今の季節を感じてもらえるようにします。

私は音楽療法活動の序盤で歌う季節の歌は、初めて参加される方も歌いやすいように馴染み深い童謡・唱歌を選曲することが多かったですが、これも対象者の方に合わせて選曲をするといいでしょう。

【2月高齢者音楽療法プログラム例】2月におすすめな童謡・唱歌

2月の季節を感じられるおすすめな童謡・唱歌については、過去の記事にまとめています。

選曲の参考にしたい方は、下記リンクをクリックしてください。

【高齢者】2月の音楽療法人気・おすすめ歌謡曲や唱歌11選まとめ

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】⑤歌いながら体を動かす

季節の歌を歌い、季節をより感じた後は、歌いながら体を動かす活動を行います。

歌いながら体を動かす活動は、先ほど紹介した二つのことを同時に行うデュアルタスクになるので、認知症予防に効果的です。

2月は寒さが厳しくなる季節なので、いつもよりも温かくなれるようなデュアルタスク活動を行うといいでしょう。

【2月高齢者音楽療法プログラム例】デュアルタスク活動の例

2月にどのようなデュアルタスク活動を行うのかという例として、歌を歌いながら楽器を動かす活動を行うというあります。

もちろん、楽器を持たないで体を動かす活動を行う場合もありますが、簡易楽器で簡単なリズムを打ちながら歌うだけでも体を動かすことにつながります。

2月でしたら2月の季節の花【梅】にまつわる【♪湯島の白梅】を歌いながら、♩〻♩〻|♩♩♩〻|のリズムを繰り返し鳴らすだけでも、デュアルタスク活動になります。

慣れてきたらテンポをアップして速く鳴らしたり、反対側の手で楽器を持って鳴らしてみたりなど、工夫をするとよりいいでしょう。

ただし、何度もお伝えしていますが活動内容は目の前の対象者の方に合ったものを提供することを心がけるようにしてくださいね。

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】⑥歌唱活動

歌いながら楽器を鳴らしたり体を動かして心身ともに温かくなったところで、流行歌を歌います。

流行歌の選曲も対象者の方に合ったもの、そして目標・目的に合ったものを選曲することを忘れずにしましょう。

【2月高齢者音楽療法プログラム】2月におすすめな流行歌

2月の季節におすすめな流行歌ですが、過去の記事に紹介していますので選曲にお悩みの方はこちらを参考にしてみてください。

【高齢者】2月の音楽療法人気・おすすめ歌謡曲や唱歌11選まとめ

 

【2月高齢者音楽療法プログラム例】⑦終わりの歌

音楽療法活動開始時にはじまりの歌となる歌を歌うのと同様、活動の終わりにも終わりの歌となる歌を歌います。

終わりの歌を歌う理由として、これで音楽療法活動が終わることを感じていただくためです。

私がよく終わりの歌として選曲していた歌は

  • 今日の日はさようなら
  • 故郷
  • 夕焼け小焼け

などでした。

音楽療法を行う時間や対象者の方に合わせて選曲するといいでしょう。

 

2月以外の高齢者音楽療法プログラム例を知りたいという方は

今回は2月の高齢者の集団音楽療法のプログラム例をご紹介しましたが、他の季節のプログラム例も知りたいという方は過去の記事にまとめています。

下記リンクをクリックしてご覧ください。

高齢者音楽療法のプログラム例はこちら

 

高齢者を対象とした音楽療法を体験したい方は

今回の記事を読んで音楽療法士による高齢者音楽療法を体験したいという方は、地域限定ではありますが出張にて音楽療法を行っております。

施設はもちろん、個人宅への出張も可能なので興味がある方はお気軽にご連絡ください。

川崎市・横浜市・東京都内(一部)個人宅への出張音楽療法のご案内

また、対象地域外にお住まいの方はオンラインにて音楽療法を行っております。

興味のある方はこちらをご利用ください。

全国どこからでも受けられるオンライン音楽療法のご案内

 

音楽療法プログラム例~2月の高齢者の方を対象とした実践例付〜まとめ

いかがでしたでしょうか??

2月は一年の中でも一番短い1ヶ月ですが、寒さも厳しくなる季節でもあります。

そんな寒さも音楽の力を借りて吹き飛ばしてしまいましょう‼︎

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