療育に行くことよりも適切な療育をすることが何より大事

私は元、放課後等デイサービスの支援員でもある音楽療法士です。

最近、療育に関する相談をいただくことが増えました。

具体的には

「うちの子、療育に行った方がいいのでしょうか?」

「療育に行こうと思ったんですが、どんなところがいいでしょうか?」

などなど。

療育に関して私が思うことは、療育機関に行くか行かないかよりも、適切な療育を受けるか受けないかの方がよっぽど大切なことだということ。

ぶっちゃけ、音楽療法をする上で、療育機関にあらかじめ行っているお子様からは、療育機関で設けている支援内容や支援目標の資料を見せていただくことがあります。

その資料を見ていると、時折びっくりするような目標が書かれていることがあります。

例えば、体つきが大きく、また体幹が弱いが故にお友達と遊んでいるときに手が出ているように見えやすいお子様に対して、「お友達と仲良く遊ぶ」というかなーり抽象的な支援目標を掲げられているお子様などがいらっしゃったりもします。

その子に必要な支援は、お友達と仲良く遊ぶことではなく、その子の体つきに必要な体幹をつけることです。

このように、療育機関に行けば必ずしも適切な療育が受けられるとは限りません。

もちろん全部が全部このような施設ばかりではないですが、このようにトンチンカンな支援目標を掲げている場合もたくさんあります。

大切なのは、療育機関に行くことよりも、その子に取って今、その子が必要な適切な療育をすることです。

もし、療育に行こうか悩んだ際は、その療育機関が適切な子供の見立てができるかどうかをよく観察されてみてください。

子供の一年はかなり大きく成長できる時間でもあります。

子供の心身の適切な育みにつながる一年になるよう、素敵な療育機関を探してみてください。

音楽療法では、経験豊富な音楽療法士がその子に取って適切な支援につながる音楽療法を行いますので、お気軽にご相談ください。

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