子育てをしていると、ついママ友の子供を見て
「あーもうあの子はオムツ取れてるのかぁ」
と焦ってみたり、
はたまた別のママ友の子供を見て
「あーもうあの子はお箸を上手に使って食べているのか」
と思ったり。
子育てをしていると、他のお子様と自分の子供を比べて
「うちの子、遅いのではないか」とか「うちの子、大丈夫なのか」とかいろんな気持ちが湧いてきちゃうこと、あると思います。
そんな私もその一人。
我が家の息子はもう3歳になって半年を過ぎようとしているが、いまだにオムツが取れる様子はなし。
トイレに行こうとかけると、即答で「やだ」の返事。
無理やりトイレに連れ込もうとすれば、「やだったらやだ」の大号泣。
布パンツを履かせてみるだけ履かせてみようと思い、お気に入りの新幹線が書かれた布パンツをかれこれ3パターンくらい買ってみたが、「履かない」の一言のみ。
これだけ世の中物価高なんだし、オムツ代が減ればかなり家計の圧迫が抑えられるのだから、私としては1日でも早くオムツが取れて欲しいのだが、しかし、そんな思いは息子には全く届かず。
もう、世の中のありとあらゆるトイトレ法を試してきましたが、ほぼ壊滅。
というか、もうこれ以上あれこれやったところで、私が持たない。
壊れる。無理。付き合えん。
ここで気づいた。
子育てって、私一人あれこれ周りを気にして焦っても全く意味がないんだと。
何より大切なのは、子供本人のペースでできることを一つ一つ増やしたり、自信を持てることを増やしていくことだと改めて再確認。
だって、ぶっちゃけ息子は困っていない。
オムツであることに、何の焦りも感じていない。
よくよく考えたら、生まれてから布パンツを履いたことのない息子にとって、布パンツを履くというのはかなり大きなハードルである。
というかむしろ、未知である布パンツの存在はお化け、いや、悪魔に近いのかもしれない。
誰だって着たことないもの、食べたことないもの、未知のものが怖いのは当たり前。
新しいものが好きな子、チャレンジが得意な子ももちろんいる。
が、その反対で新しいものが苦手な子も、チャレンジが苦手な子もいる。
大切なのは、その子がやる気になった時に、一緒に頑張れる心の余裕や環境を持つことだと私は思う。
音楽療法を受けられるお子様も、他の子に比べて新しいことが苦手だったり、新しい環境が苦手な子もいる。
そんな子に対して、私がすることは、その子がまず取り組めそうな楽器などの音楽環境を整えること。
そしていざ手を伸ばしてやる気になった時に、一緒に音楽やってみるのも、悪くないじゃない?という環境を作ること。
そしてそこから子供自信が本来持っている力を引き出すのが、音楽療法士の仕事。
もし今子育てをしていて、どうしても周りのお子様と比べてしまったり、焦ってしまうならば、それは大丈夫。
あなたがしっかりと子供のことを見て、子育てをしているということ。
それでもやっぱり心配だなという方は、お気軽にご相談ください。
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