みなさん、こんにちは‼︎
音楽療法士&リトミック講師の柳川円です。
音楽療法士として活動している方は、セッションをするために必要な楽器をたくさんお持ちかと思いますが、いろんな楽器を見れば見るほど「あれも欲しいし、これも欲しいし…」と全財産を楽器に費やしてしまいそうになりますよね。
私も音楽療法士としてデビューしたばかりの頃はそんな状況だったのですが、私柳川もこれまで音楽療法に使用するために数多くの楽器を購入してきた中で、最近「これは買ってよかった‼︎」と思った楽器がありました。
それは、ウクレレ。
個人的にはもっと早くに購入しておけば良かったというくらい、とても満足した購入品となってます。
そこで今回は、なぜ音楽療法をする上でウクレレがいいと思ったのかなどについてまとめて行こうかと思います。
今、音楽療法士の方でウクレレに興味があったり、購入を検討されている方がいましたら、是非参考にしてみてくださいね‼︎
音楽療法にウクレレは使えるのか??
まず、そもそも音楽療法セッションでウクレレはどれだけ使えるかというところは多くの方が気になるところかと思います。
音楽療法では、よくピアノやギターのような伴奏楽器を使用しますが、それらに比べるとウクレレはボディは小さく音量も小さくなるなどできることは限られてしまうところがあり、大集団などのセッションでは、やはりピアノやギターと比較するとウクレレは不向きな場合が多いかと思います。
しかし、小集団や個人セッションなどではウクレレの方が使い勝手がいい場面も多々あり、私自身、個人セッションでウクレレを使用してみてとてもよかったと感じました。
これはあくまでも私の経験からではありますが、音楽療法のセッションの状況によっては、ウクレレを使った伴奏の方がいい場合があるので状況や目的によってはウクレレが効果的な場合があると思いました。
音楽療法でウクレレを使って良かったポイント
今回、私は個人セッションで使用する用にウクレレを購入しましたが、実際にウクレレのどんな点が使用して良かったのかについてまとめて行こうと思います。
私が感じたウクレレを使って良かったポイントに
・持ち運びが便利
・コードが弾きやすい
・曲の雰囲気が出る
などがあります。
【音楽療法でウクレレが良かったポイント】①持ち運びが便利
ウクレレはギターよりもコンパクトで、非常に持ち運びが便利です。
音楽療法士の方々は、日頃からセッションで使用する楽器をたくさんもって出向くことがほとんどなので、その中に少しでも持ち運びしやすい楽器があるというのは、音楽療法士にとって嬉しいことだったりします。
また持ち運びが便利という点は、セッション中にもメリットがあります。
例えば、持ち運びしやすいことでクライアントの目の前で伴奏しながら弾き歌いすることができます。
もちろん、ギターでも同じことができますが、小柄な女性だと小さめなギターだと慣れないうちはクライアントの前に移動して演奏するということが大変という方もいらっしゃいます。
そんな方でもウクレレはコンパクトな作りになっているので、小柄な女性でもより気軽にクライアント近くで演奏ができるという魅力があります。
【音楽療法でウクレレが良かったポイント】②コードが弾きやすい
また、ウクレレの魅力にコードが弾きやすいという点があります。
音楽療法士を目指す際、ピアノとギターの演奏法を学びますが、ピアノ経験者がギターを学ぶと「Cのドミソのコードをギターで弾くのってこんなに大変なの⁉︎」とギターの弦を押さえることの難しさを感じる方が多いかと思います。
というか私自身がそんなふうに思い、過去に挫折してしまった経験があるのですが…。
そんなギターですが、6本の弦でできており手が小さめな女性には弦を抑えるのが大変という方もいるかもしれませんが、ウクレレは4本の弦でできています。
ギターよりも弦の数が少なく、基本のチューニングもハ長調の音になるので、曲の基本となるC、F、G7のコードが弾きやすくなっています。
これまでに、「ギターが難しくて挫折してしまった…」という方でも、再挑戦するのには非常に始めやすい楽器となっているので、私のように一度挫折してしまった方はウクレレからさいっとうするといいかもしれません。
【音楽療法でウクレレが良かったポイント】③曲の雰囲気が出る
最後にご紹介するウクレレの良かったポイントに、曲の雰囲気が出るという点を挙げさせていただきます。
ウクレレといえばハワイアンですが、そんなハワイアンらしい曲にウクレレはまさにもってこいですね。
例えば、高齢者の方に人気な曲だと、
- 憧れのハワイ航路
などがありますし、子供に人気な曲だと
- アイアイ
- 南の島のハメハメ大王
などがウクレレにぴったりな曲と言えます。
これからの夏の季節に使用すると、より季節にも合うので雰囲気が出るかもしれませんね。
音楽療法ではどんなウクレレを選べばいい??〜種類〜
そんな魅力たっぷりなウクレレですが、音楽療法士の方がウクレレを選ぶ際、一体どんなウクレレを選べばいいのでしょうか??
実はウクレレと言っても様々な種類があり、ウクレレには
- ソプラノ
- コンサート
- テナー
- バリトン
の大きく4種類存在しますが、始めはソプラノのウクレレを購入するといいでしょう。
ソプラノウクレレはスタンダードとも呼ばれており、サイズも持ちやすいので始めるのには一番弾きやすい大きさとなっています。
音楽療法ではどんなウクレレを選べばいい??〜価格〜
次に、一体いくらくらいの価格のウクレレを選べばいいのでしょうか。
ウクレレ専門店なんかに足を運ぶと、たくさんのウクレレがあって、値段も安価なものから効果なものまでもあり、みているだけで目がぐるぐるしてきそうで悩んでしまいますよね。
これまで様々なウクレレを弾いた経験から私が思うこととして、安価なものでも十分に演奏できるものもありますが、安価なものの中にはチューニングが安定しないというものなどがあったりします。
ですから、個人的には最初の一本で長く使いたいということでしたら、安すぎず高すぎずなところのの1〜2万円ほどのクラスのウクレレがいいのではないか、と思います。
あくまで私、柳川個人の考えることなので、ご参考までに。
音楽療法士が実際に使っているウクレレ
ちなみに私が音楽療法用として購入したウクレレがこちら。
ILIKAIというメーカーのIL-SOP-4MGGというものです。
お店の方からも初めての方におすすめしたい一本ということで紹介されました。
音も柔らかく、ハワイアンちっくな音がしっかり出るので、個人セッションの音楽療法には問題なく使用できています。
ちなみに、私が持っているウクレレと同じ型のパイナップル型がアマゾンにもありましたので、参考にしたい方は下記リンクよりクリックしてみてくださいね。
音楽療法士・柳川が持っているウクレレのパイナップル型はこちら
ウクレレを購入する際は実際に音を聞いて選ぶのが◎
最後にどのウクレレにしようか悩んだ時は、ぜひあなたの耳で聴いて判断するといいでしょう。
音楽療法士は音楽家でもあります。
どんな音色の楽器がいいかなどは、音楽療法士として楽器を選択する際に大切な情報となるので、最後は一つ一つのウクレレの音を聴いてあなたが納得のいく音色のウクレレを選ぶといいでしょう。
もちろん、私もウクレレを購入する際は様々なウクレレを実際に弾いて音色を聞いてから選びました。
音楽療法でウクレレを使えるようにまでなるには
いざ、ウクレレを購入したので、早速次回の音楽療法セッションで使って行こう‼︎
…とは思っても、いくらギターなどに比べて弾きやすい楽器といえども、急に弾けるような楽器ではありません。
では、ウクレレを買った後、音楽療法で使えるようになるまで弾けるようになるにはどうすればいいのでしょうか??
私、柳川がおすすめするウクレレの上達方法は、ユーチューバーの力を借りるというもの。
最近はコロナの影響もあり、ウクレレを音楽教室に習いに行きたくても思うように通えないという方も多いかと思います。
そんな時は、YouTubeでウクレレの弾き方を教えてくれる動画を見ながら家でコツコツ練習すると、自宅にいながらもウクレレレッスンを受けているような感覚になれます。
ちなみに柳川が普段ウクレレの練習の参考としているYouTube動画はこちらこちら↓
初心者の方にも丁寧に教えてくれているので、とてもおすすめです。
音楽療法するなら必見‼︎音楽療法士おすすめ楽器〜ウクレレ編〜
いかがでしたでしょうか??
音楽療法の伴奏楽器として、ピアノやギターはよく使われますが、ウクレレも現場やセッションによっては非常に役立つ楽器の一つです。
もし今、ウクレレを購入しようか検討している音楽療法士の方は、今回の記事を参考にしていただければ嬉しいです。
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