「発達障害のある子供にピアノ教室に通わせたいけど、習い続けられるか不安」
「発達障害のある子供に何か習い事をさせたいけど、何から始めればいいのかわからない」
「習い事に興味はあるけれど、椅子にじっと座ってられないので迷惑をかけそう」
そんな発達障害のある子供に関する悩みをお持ちの方はいませんか?
そんな方におすすめしたいのが、音楽療法です。
音楽療法は習い事ではありません。
音楽を使ったセラピーです。
ですが、音楽を用いながら社会的問題行動の減少やコミュニケーション力の向上、言語能力の向上やソーシャルスキル の向上などの効果があると言われています。
今回は、発達障害のある子供にピアノ教室に通わせる前におすすめしたい音楽療法とは何かについてお話をしていきます。
発達障害のある子供がピアノ教室に通う前におすすめしたい音楽療法体験会のお知らせ
今回、川崎市内のコワーキングスペースいいんだよ様にて、音楽療法を行います。
1歳以上の未就学のお子様であれば参加可能です。
「発達障害のある子供に何か習い事をさせたいけど、何がいいかわからない」
「ピアノや音楽に興味があるみたいだけど、椅子にじっと座っていられない」
「落ち着きがなく、習い事には習わせられないと思っている」
「すぐに走り回るので、習い事は無理だと諦めている」
「他の子供にすぐ手を出してしまうので、外出は避けている」
などなど様々な子供の発達に関するお悩みをお持ちの方は、お気軽にお申し込みください。
児童専門の音楽療法士があなたのお悩みにお答えさせていただきながら、音楽療法の実践を行います。
発達障害のある子供がピアノ教室に通う前におすすめしたい音楽療法とは?
この記事を読んで、音楽療法という言葉を初めて聴いた方もいるかもしれませんが、音楽療法とはいったい何なのかについて説明をしていきましょう。
音楽療法とは簡単に言うと、音楽の持つ様々な働きや効果を意図的・計画的に用いて、障害や疾患のある方などに対し、心身の機能の維持向上、社会的問題行動の軽減、情緒の安定などを目標・目的として行うセラピーのことを言います。
このようにいうと、難しく聞こえるかもしれませんが、実は私たちの日常生活でも音楽療法でよく取り入れられるような音楽の意図的・計画的に使用している場面に出会います。
例えば、幼稚園や保育園などお片付けの場面で【♪お片付けの歌】が流れる時がありますが、これは音楽を意図的に用いることでお片付けの時間という意識を持ってもらう目的としています。
また、同じ例に閉店間際のお店に行くと【♪蛍の光】などの音楽が流れますが、これもお片付けの歌同様、もうすぐ閉店であることをお客さんに伝えるために流します。
このように、音楽の持つ働きやチカラを意図的・計画的に用いながら、心身の機能の維持向上、社会的問題行動の軽減、情緒の安定などを目指すのが音楽療法なのです。
なぜ発達障害のある子供がピアノ教室に通う前に音楽療法をおすすめしたいのか?
なぜ私は発達障害のある子供がピアノ教室に通う前に音楽療法をおすすめしたいのかというと、音楽療法では音楽を用いてソーシャルスキル向上する効果があると言われています。
ソーシャルスキルとは社会で生きていく上で適切な行動などを言い、社会で生きていく上で必要な技術と言えます。
発達障害のある子供の中には、何らかの原因でこのソーシャルスキルがなかなか身につかないことがある場合があります。
音楽療法では、そのような子供に対し、音楽を用いて楽しみながらソーシャルスキルを身につけることができます。
例えば、椅子に座るのが苦手な子供に対して、椅子に座ったら楽器を提示し、鳴らしてもらうことで着席時間を長くする活動を行う場合があります。
この他にも、他の子どもと一緒に音楽療法を行う集団音楽療法では、順番に楽器を鳴らす活動を行う場合がありますが、これは音楽活動を通して順番を待つというソーシャルスキル向上を目的に行います。
まず、音楽があることで楽しみながら参加できる環境を作ることができます。
その中で、遊びながら、楽しみながらソーシャルスキルを身につけることができるのが音楽療法なのです。
言語コミュニケーションが難しい発達障害のある子供にも音楽療法はおすすめ
中でも音楽療法の一番の魅力は、言語コミュニケーションが難しい子供に対しても、音楽を用いてコミュニケーションが取れるということでしょう。
発達障害のある子供の中には、言語によるコミュニケーションが難しい子も中にはいます。
そんな子供に対して、音楽療法では即興などを用いて非言語によるコミュニケーションをとります。
ですから、言語のやりとりが難しい子供も、安心して楽しみながらコミュニケーション能力を向上させることもできるのです。
音楽療法でソーシャルスキルを向上したらピアノ教室へ
音楽療法でソーシャルスキルを向上できたら、ピアノレッスンに移行するといいでしょう。
私柳川は、ヤマハのピアノ演奏グレードとエレクトーン演奏グレード、そして指導グレードの3つの資格を持っていますので、音楽療法になれてきた後に希望があればピアノレッスンも可能です。
また、音楽療法士として発達に関する知識も持っていますので、一人ひとりに合わせた指導ができます。
ピアノ教室に通う前から子供のことを知っているところでピアノ教室をやっているのは、長い目でも安心感につながるのではないでしょうか。
発達障害のある子供がピアノ教室に通う前におすすめしたい音楽療法を受けるには
この記事を読んで音楽療法を受けてみたいと思った方は、ぜひ川崎市で行われる音楽療法体験会にお申し込みください。
また、川崎市に足を運ぶのが難しいという方は、全国どこからでも受けられるオンライン音楽療法をご利用ください。
オンライン音楽療法はまだまだエビデンスは少ないですが、近年研究が盛んに行われており、今後期待できる音楽療法アプローチと言えます。
発達障害のある子供がピアノ教室に通う前におすすめしたい音楽療法とは?まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事を読んで音楽療法という言葉を初めて聴いた方も多いかと思いますが、音楽療法には多くの可能性を秘めています。
是非、音楽好きなお子様に音楽療法体験会をご利用されてみてはいかがでしょうか?
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