(※2020年9月20日更新)
みなさん、こんにちは^^
音楽療法士&リトミック講師の柳川円です。
このブログは、音楽療法士を目指している方にも読まれているかと思うのですが、このブログを読んでいる方の中に、学会認定音楽療法士の資格取得に向けて今、勉強や練習に取り組んでいる方はいませんか??
私も過去に認定音楽療法士の資格受験を受けましたが、奇跡的に認定音楽療法士(補)の資格、認定音楽療法士の面接試験のどちらも一発で合格することができました。
筆記試験も面接試験も合格するのはなかなかハードルが高い中、よく合格できたなと今でも思っているのですが、今回は私なりに少ない時間でも合格できた、認定音楽療法士の資格取得に向けた勉強法や練習法を書いてみました。
これから認定音楽療法士の資格取得を目指している方は、参考にしていただければ嬉しいです。
私が音楽療法士の資格に合格した勉強・練習法
先ほどもご紹介させていただきましたが、私は認定音楽療法士(補)と認定音楽療法士の面接試験のどちらも一発で合格することができました。
今思うと、学がない私にとってはほぼ奇跡に近い合格だったのではないかと思ったのですが、私なりに合格するまでに
- 認定音楽療法士(補)の筆記試験
- 実技試験
- 面接試験
の3つの勉強・練習をどのようにしていたのかをまとめてみました。
認定音楽療法士の資格を取得するためにはどうすればいいのか
まず、認定音楽療法士の資格を取得するためには、いったいどうすればいいのでしょうか。
資格取得するためには、受験するために必要な必要単位・実習を終えた後、筆記試験となる音楽療法士(補)の試験に合格し、その後、面接試験にも合格すると晴れて認定音楽療法士の資格が手に入ります。
詳しくはこちらの記事にまとめさせていただきましたので、こちらもご覧ください。
勉強法① 認定音楽療法士(補)の筆記試験
認定音楽療法士の資格取得をするためには、まずは筆記試験に合格しなければなりません。
また、筆記試験に合格し、認定音楽療法士(補)の資格を取得できれば、子育てや職場環境などにより面接試験や認定音楽療法士資格取得後の更新が難しいという人でも、いつか認定音楽療法士になれるようになるまで(補)資格を保持しておくこともできます。
ですから、私個人としては「絶対、認定音楽療法士(補)の資格は一発で合格したい‼︎」という思いが非常に強かったです。
しかし、そんな思いだけで簡単に合格できる筆記試験ではなく、問題量も多く、内容もすぐにわかるものばかりではありません。
私はこれまで勉強が非常にできなかったので、合格するためにとにかく早い時期から筆記試験対策を行なっていたのですが、今思うと早めに対策していたことが一発合格につながったのではないか、と思います。
勉強のポイント…とにかく過去問を解け‼︎
私が筆記試験対策に行った勉強法は、とにかく過去問を解くというもの。
認定音楽療法士(補)の過去の問題・解説集は、音楽療法学会のHPに購入方法が掲載されています。
※認定音楽療法士(補)の過去の問題集・解説集の購入方法はこちら
2001年から昨年までの全ての過去問を購入するのは、なかなか金銭的にも大変かと思いますが、できれば全ての過去問題集を購入することをおすすめします。
私も受験する前には、早い段階で過去の問題集は全て購入し、自分が受験する前の筆記試験問題で見たことがないものはないというくらい、とにかく過去問に取り組んでいました。
お陰様で勉強に使用していた過去問集は、何度も何度も取り組んでいたため、表紙も破れたようなボロボロな状態になってしまいましたが、間違った問題は正解するまで繰り返しやるという勉強法をしていたおかげで、無事に一発合格することができました。
私は5年分の過去問が入った問題集一冊を、最低でも10回以上繰り返し解き直していました。
当時、三冊分の五ケ年分の問題集を購入していたので、一冊10回以上×三冊分の勉強量でしたが、絶対に合格したいという思いが強かったため、なんとか乗り越えられたと今では思います。
勉強法② 認定音楽療法士の実技試験
無事に認定音楽療法士(補)の試験に合格した後は、実技試験の練習に取り組みました。
実技試験は、指定された数曲の中からギターもしくはピアノで弾き歌いを行います。
私はピアノでの弾き歌いを選択しましたので、実際にどのような練習を行なったのかをまとめてみました。
練習のポイント…伴奏が書かれていなくても弾けるようにする
試験当日は楽譜の持ち込みはできるのですが、伴奏が全て記載されている楽譜の持ち込みはできません。
持ち込める楽譜は
- メロディーのみ
- コードネーム
- 歌詞
のみが書かれているものとしているため、コードネームを見ながら伴奏することに慣れていない方は、早めの対策が必要です。
ピアノ技術が長けている人でも、コードが苦手という方は多いです。
「コードしか書かれていないと頭が真っ白になってしまう」「コードをみてもすぐに出てこないものがいくつかある」という方は、今日からコードの勉強をしましょう。
当日は、面接試験も同時に行われるので、いつも以上に緊張した状態になる方がほとんどでしょう。
緊張するといつもできることができなくなってしまうこともあります。
緊張した中でもいつも通りに演奏できるよう、早め早めの準備を行うことをおすすめします
勉強法② 認定音楽療法士の面接試験
最後に、忘れてはいけないのが面接試験です。
面接試験は誰しも緊張してしまいますが、合格後、音楽療法士としての経験を積み重ねた今、緊張しすぎず、自然体な自分で受け答えをすることを意識といいのではないか、と思います。
音楽療法士になるためには、音楽技術があることはもちろん大切ですが、それだけで音楽療法士になれるとは思っていません。
その人の人柄なども、音楽療法士として大切な要素の一つだと私は思います。
ですから、ありのままのあなたを知ってもらえるよう、なるべくリラックスして受け答えをする練習を積み重ねるといいでしょう。
まずは筆記試験突破を目標に
ここまで認定音楽療法士の筆記試験、面接・実技試験の勉強、練習法についてお伝えしてきましたが、まずは筆記試験を突破することを目標にするといいでしょう。
早い段階で実技試験や面接試験の対策を行うことは、非常にいいことです。
ですが、筆記試験に合格しない限り、実技試験も面接試験も受けられません。
筆記試験に苦手意識をもったり、やる気が起きないという方も多いかと思います。
しかし、実技試験と面接試験の練習も積み重ねつつ、筆記試験合格を目指してコツコツと取り組んで努力した方が、私の経験上、モチベーションも続きやすい取り組み方なのではないかと思います。
私が音楽療法士の資格に合格した勉強・練習法まとめ
いかがでしたでしょうか??
今現在、認定音楽療法士の資格取得のために、受験勉強している方はたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、受験を控えている方は、日々の学校の授業や課題に追われていたり、必修講習会から受験される方は、日々の仕事や家事などに追われている方など、毎日忙しく、勉強時間もなかなか作れない方が多いかと思います。
そんな方々でも、隙間時間に過去問を1問だけ解いたり、コードネームを一つ覚えるだけでも、合格に一歩近づくことができます。
ぜひ、ご自身の無理のないようなスケジュールで、合格に向けて頑張ってください。
コメントを残す