子供のスプーンやフォークの使い始めの頃、食べこぼしはもう日常茶飯事ですよね。
我が家にも一人3歳児がいますが、スプーンやフォークを握り始めた頃はしょっちゅう食べこぼしていて、机の上にも下にも食べこぼしをキャッチするシートやらマットやらを敷いていた記憶があります。
スプーンを上手に使って食べるにはもちろん個人差がありますが、時折音楽活動で「手首が硬いな」と感じるお子様の親御様に日常生活を聞いてみると、「実はスプーンで物をすくうのが苦手」という話が出てくるのは、ものすごくあるあるです。
このスプーンの動作は関節の柔らかさが求められます。
特に手首の柔らかさは、鉛筆などを使って文字を書くときの運筆にもものすごく密接に関わってくる部分です。
また、音楽活動では太鼓などスティックを持って演奏する活動でも、手首が硬いために本当はもっと叩きたいけど手首が硬くてたくさん太鼓が叩けないという心と体がマッチしない状況になることもあります。
そのようなお子様に対して、私は音楽療法活動で手首の関節を柔らかくする活動を行います。
例えば、新体操のようなリボンを用意し、音楽に合わせてリボンを振る活動を行います。
このとき、大きな音では大きくリボンを回し、小さい音ではリボンを小さく振るという即時反応を用いた活動にすると、音楽を聴く力も鍛えられます。
この活動ですぐに手首が柔軟に動くことはありませんが、繰り返し行うことで徐々に手首が柔らかくなっていくケースがあります。
また、トンネルなどを用いてサーキットなどを行い、あえてはいはいの格好させるのも、手首の関節を柔らかくするためにはおすすめです。
- 新体操のリボン活動
- サーキットのトンネル活動
を取り入れると、お子様が楽しみながらトレーニングができます。
また、音楽があることでより体を動かしたくなる気持ちを高めてくれますので、おすすめです♫
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