音楽療法に興味を持ってくださった方から、
「座っていられない子でも音楽療法を受けることはできますか?」
とお問合せをいただきました。
(こちらの質問の回答は、掲載許可を得てお答えしております)
音楽療法士としてお答えさせていただくと、
「全く問題ありません」
ということ。
【音楽療法】というと、一見、ピアノレッスンのように何かマンツーマンで指導をされることをイメージされる方がいるかもしれませんが、音楽療法は目の前の対象者(参加者)によって、活動内容が変わります。
先ほどあげた、ピアノレッスンのような形態で音楽療法を行うケースもありますし、リトミックのような体を思い切り動かすケースもあります。
もし、座っていられない子を対象に音楽療法を行うのであれば、座っていられなくてもできる音楽活動を中心に実施するので、ご安心ください。
また、座っていられない子には、座っていられない理由が存在するはずです。
それは、障害によるものかしれない。
好奇心旺盛な性格によるものかもしれない。
大切なのは、
「なぜ、座っていられないのか」
その理由を知ること。
座っていられない子の場合、音楽療法では音楽を通じてその原因を究明したり、座っていられるように楽しみながらトレーニングをしていきます。
もし今、お子様が
「なかなか椅子に座っていられなくて困っている」
という方は、お子様によっては音楽療法が解決策につながるかもしれないということを知ってもらえたら嬉しいです。
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