高齢者の音楽を使った脳トレまとめ‼︎介護レクに使える音楽レクネタ

(※2020年8月24日更新)

こんにちは、音楽療法士&リトミック講師の柳川円です。

暑い日が続いていますが、暑さとコロナウィルスの影響でなかなか思うように外出ができない毎日をお過ごしかと思います。

そんな中、介護施設では日々利用者さんが室内でも楽しく過ごせるように、fレクレーション活動など日々取り組まれているかと思いますが、そんな中、「毎日介護レクネタを考えるのに疲れている」と頭を抱えている方はいませんか??

今日はそんな日々介護レクに取り組む方のために、脳トレにつながる音楽を使った簡単介護レクをご紹介いたします。

ぜひ、今介護レクのネタがないという方は、この記事を参考にしていただければ嬉しいです。

 

高齢者の脳トレに音楽はオススメ

私はこれまで数多くの高齢者施設で音楽療法を実施してきましたが、高齢者の脳トレに音楽は非常にオススメだと感じます。

理由としては、脳トレにはドリルのような筆記式のものたくさんありますが、音楽を用いた脳トレでは楽しみながら取り組むことができるので、他の脳トレよりも継続的に続けやすいというものがあります。

脳トレで大切なことは、継続して行うことです。

継続性を促すために、音楽は非常に大きな役割を担っているのではないか、と私は考えます。

 

二つの動作を同時に行うデュアルタスクが脳トレにはオススメ

これまでもこのサイトでは高齢者の脳トレについてお話をしてきましたが、音楽を使った高齢者には二つの動作を同時に行うデュアルタスク活動が非常にオススメです。

二つの動作を同時に行うことで、脳の様々な部分が刺激され活性化されるので、脳トレにつながるといわれています。

詳しくはこちらの記事でも書かせたいただいたので、ぜひその記事も参考にしてみてください。

高齢者の脳トレは音楽を使えば効果的!!音楽療法士が教える脳トレ方法

 

【高齢者】介護レクにも使える音楽を使った脳トレネタ

以前、デュアルタスクについた記事でも書かせていただきましたが、今回はより詳しく、高齢者の介護レクにも使える音楽を使った脳トレについて説明していきます。

今回ご紹介する内容は、私が高齢者を対象とした音楽療法活動でも実際に行ったものばかりの実践済みなものばかりです。

実際に行って、参加者の方から非常に好評だったものを中心にご紹介しますので、今、介護レクのネタがないという方がいましたら、参考にしていただければ嬉しいです。

 

【高齢者】介護レクネタ①歌いながらボール回し

読んでそのままの脳トレ活動、【歌いながらボール回し】

サークル状に椅子を並べて座ってもらい、歌を歌いながら隣の人にボールを回すという活動です。

一見、「すごく簡単じゃん」と思われるかもしれませんが、この歌いながらボールを回すという活動も、二つのことを同時に行うデュアルタスク活動に当てはまるので、脳の活性化につながる活動といえるのです。

【音楽脳トレ】歌いながらボール回しの注意点〜音楽は小さくする〜

この【歌いながらボール回し】活動で大切なのは、歌いながら行うということ。

この活動を行うと、参加者のほとんどがついついボールを隣の人に回すことに集中してしまい、歌を歌うことを忘れてしまうのですが、それではデュアルタスクが成り立ちません。

ですから、歌うことへの意識を忘れないように、歌う曲の音楽をCDなどで流す場合は、音量を小さくするなど工夫をするといいでしょう。

また、歌う曲を歌謡曲ではなく、歌詞やメロディーがなくても歌える童謡や唱歌を使用することで、CDなどがなくても歌えるようにし、歌に集中させるようにするのも非常にオススメです。

【音楽脳トレ】歌いながらボール回しのアレンジ方法

この活動をさらに、効果のある脳トレにするアレンジ方法があります。

それは、途中で反対方向に回すというもの。

歌いながらボールを回していく中で、途中に介護スタッフなどが「反対」と合図をして反対方向に回し、また歌の途中で「反対」と合図をイレギュラーにしていくと、歌を歌いながら回す以外にも注意しなければいけない指示となるので、非常に脳の活性化につながります。

また、歌の速さを速くするのも、脳の活性化につながるのでオススメです。

参加者の様子を見ながら、ぜひ、アレンジバージョンも実践してみてください。

 

【高齢者】介護レクネタ③手話歌

手話歌というのは、歌詞に沿った手話をしながら歌を歌うというもの。

手話をしながら歌うという二つの動作を同時に行うので、この活動も立派なデュアルタスク活動と言えます。

通常、音楽を用いたデュアルタスク活動は、鈴などの簡易楽器などを歌いながら鳴らすなど、幼稚に思われてしまう活動も多いのですが、この手話活動は、手話の意味が非常に言葉とリンクしているものが多いため、勉強にもなり、高齢者の方の参加意欲を高めやすい活動と言えます。

【音楽脳トレ】手話歌の注意点〜選曲は童謡・唱歌を中心に〜

 

手話活動も、これまでご紹介した活動と同様、多くの人に馴染みのある童謡・唱歌を用いた方が歌に集中しやすいのでいいでしょう。

また、童謡・唱歌は言葉数も少ないので、歌詞の中の主要な言葉のみの手話動作を行うだけでも十分脳トレになるので、介護レク活動にオススメです。

【音楽脳トレ】手話歌にオススメな本

手話歌活動を行うのに、オススメな本がいくつかあります。

まずは、【すぐに使える手話パーフェクト辞典】。

日常生活によく使える手話を中心に書かれている本なので、この本から歌詞に当てはまる動作をつけてみてもいいでしょう。

また、イラストで手話を表記していて非常に分かりやすい本としてオススメしたいのが、手あそび感覚で表現する 手話によるメッセージソング ベスト25 全曲 手話イラスト・やさしい伴奏付】。

この本では、あらかじめ手話歌活動にオススメな歌が書かれています。

手話もイラストで書かれてわかりやすいのですが、それだけではなく、歌の伴奏も本に書かれているので、手話歌活動には外せない一冊となっています。

 

デュアルタスク以外のオススメ音楽脳トレ

ここまで二つの動作を同時に行うデュアルタスク活動の介護レクをご紹介してきましたが、デュアルタスク活動以外にも脳トレに繋がる音楽介護レクはあります

それは【替え歌脳トレ】です。

【高齢者脳トレ】替え歌脳トレとは

替え歌脳トレというのは、童謡・唱歌などの歌の替え歌を参加者の皆さんで考えるという活動のこと。

この活動では、新しく何かを考えるという【創造力】を使う活動になるので、普段考えないことを考えるという脳の刺激にもなります。

では、この替え歌脳トレとは具体的にどのような活動なのか。

説明していきましょう。

【高齢者脳トレ】替え歌脳トレの活動例

実際に、替え歌脳トレはどのように行うかといいますと、例えばこれからの時期にぴったりな【♪虫の声】を用いるとします。

この歌には、マツムシや鈴虫などの様々な虫とその鳴き声が登場してきます。

この虫と鳴き声の部分を別な動物に置き替える活動が、替え歌脳トレとなるのです。

例えば、【虫】ではなく【牛】に変えた場合、鳴き声は「モー」になりますよね。

歌に合わせて替え歌を歌うと、「♪あーれーうーーしーーが なきだしたー モーモーモーモーモーモ」という風に替え歌をすることができます。

このように、動物が出てくる歌や植物が出てくる歌を、別な動物や植物に置き換えて歌う活動も、脳の刺激になるので、介護レクなどにはオススメです。

 

高齢者の音楽を使った脳トレを一挙紹介‼︎まとめ

いかがでしたか??

介護現場の皆さんは、日々の介護のお仕事だけではなく介護レクの内容も考えたりと、大変な日々をお過ごしかと思います。

このブログが、そんな介護レクに日々頭を抱えるあなたの助けになれば嬉しいな、と思っております。

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