音楽療法のおすすめ楽器13選まとめ【トップ3位も発表】

(※2020年4月10日に更新)

みなさん、こんにちは^^

音楽療法士&リトミック講師の柳川まどかです。

今年度から音楽療法士として働き始める方や、今年から音楽療法の実習が始まる学生さんもたくさんいらっしゃると思いますが、音楽療法士としての経験が少ないと、一体どんな楽器を選べばいいのか頭を抱えてしまうという方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は約5年間フリーの音楽療法士として稼働してきた私が、「この楽器や道具は音楽療法に使ってよかった!!」と思う楽器を一覧にまとめてみました。

ぜひ、これから音楽療法士として働き始める方や、実習が始まる学生さんは参考にしてみて下さいね。

 

【音楽療法】楽器を選ぶ基準

音楽療法で使用する楽器を選ぶ基準として、まず考えなければいけないのは、クライアント音楽療法の実施の目標・目的です。

音楽療法というものは、目標・目的が合って行われるものです。

その目標・目的達成をするために、今のクライアントの状況からどの楽器が適切なのかを検討することが大切です。

まだまだ音楽療法の経験が少ないと、音楽療法の内容に意識や楽器の方に意識が向いてしまいがちですが、意識は常に目標・目的にしましょう。

過去、私の駆け出しの音楽療法士だった頃は、目標・目的をすっかり見失うことも多々あり、失敗したこともたくさんあります。

ぜひ、私の二の舞にならないようにお気を付けください。

 

音楽療法用に楽器を購入する際におススメな考え方

音楽療法の楽器選びをする際に、目標・目的、そしてクライアントのことを考えて選ぶことが大切ということを書かせていただきましたが、そうは言ってもまだ音楽療法士としてデビューしたばかりの方や、学生さんには、音楽療法関連の楽器は非常に高価なものが多く、十分な楽器を用意できない方も多いと思います。

私も昔、フリーの音楽療法士としてデビューしたばかりの頃は、アルバイトをしながら音楽療法をしていたので、生活費以外に楽器を買う余裕は全くありませんでした。

そこで、私はまず最初に児童領域や精神領域、高齢者領域など幅広い音楽療法の場面で使用できる楽器を用意しようと決めてから、楽器を少しづつ揃えていきました。

せっかく高いお金を出して楽器を用意するのであれば、様々な場面で使用しやすい楽器を選んだ方が効率なのではないか、と考えたからです。

そんなお金がないときでも、用意して「これはよかった」と思った楽器をこれからご紹介いたしますね。

【音楽療法】おすすめ楽器①ツリーチャイム

音楽療法やリトミック活動で、絶対これが持っていた方がいい!というダントツおすすめ楽器は、ツリーチャイム

私の中では「困ったときのツリーチャイム」というイメージもあるほど、どんな時に大活躍してくれる楽器です。

カラダが不自由な方でも、セラピストや講師が相手の手元まで運ぶことができるので、どんな方でもツリーチャイムの冷たい感覚や響き渡る音色を見て、触って楽しむことができます。

おすすめは、SUZUKIのMMシリーズ

 

個人的にたくさんのメーカーを使ってきましたが、このSUZUKIのMMシリーズが一番音がきれいに響き渡る印象があります。

【音楽療法】おすすめ楽器②デスクベル

ハンドベルを手で握って振ることが難しい方でも、このデスクベルでは上からボタンを押せば鳴るので、楽器を握ることが難しい方でも、鳴らしやすいベルになっております。デスクベルというのは、卓上型ハンドベルです。

個人的に、これまで活用していて、ハンドベルにかわいいカバーが下記のようなついたデスクベルの方が、音が響き渡りやすく、クライアント側も達成感を感じやすいのでおすすめです。

【音楽療法】おすすめ楽器③リボン

リボンを持つと、こちらから何も言わなくても自然と腕を振ります。

楽器ではないのですが、子供のリトミックや音楽療法の時間に、よくリボンを活用していました。

私がこれまで、多くの発達障害のお子様や、グレーゾーンのお子様の指導をしてきて、言葉が遅れているお子様は、手首が上手に回せないなど、指先、腕先の動きが苦手な傾向があるように感じます。そんなお子様に、このリボン活動を繰り返し行うことで、少しずつ手首が上手に回せるようになり、指先への刺激にも繋がります。

【音楽療法】おすすめ楽器④ドレミパイプ(ブームワッカー)

叩くとドレミの音階になっているプラスチックの筒です。

発達障害のお子様の中には、力加減がわからず、思い切り楽器を叩いてしまうお子様もいらっしゃいます。

そんなお子様の最初の楽器に、破損しても安価なこちらのドレミパイプがおすすめです。

ただ、音によっては長すぎるものもあるので、他のお子様と事故なく演奏できるよう、使用音階を気をつける必要があります。

【音楽療法】おすすめ楽器⑤遊びスカーフ(リトミックスカーフ)

これも楽器ではないのですが、音楽療法活動やリトミック活動に非常に有効なスカーフです。

スカーフを高いところから落とすと、ゆったりと降りてきますが、中々目で物を追う追視が難しい発達障害のお子様には目で追いやすい活動となります。

余談ですが、私は独立した当初、お金がなく、スカーフを必要分購入することが難しかったため、代わりにスパークハーフという布を手芸店で購入し、自分で切って使用していました。

スパークハーフでも、十分にリトミックスカーフと同じ効果を得ることができましたので、学生さんにもおススメです。

【音楽療法】おすすめ楽器⑥フレームドラム

太鼓も、音楽療法やリトミックで大活躍しますが、私が使っていてよかったと思うのは、このフレームドラム

持ち運びも軽く、ジャンベのように足で挟んだりしなくてもドラムに触れることができ、振動を感じることができます。

私は高齢者施設では寝たきりのクライアント様の手をドラムの上に乗せ、歌を歌いながら叩くと、自然とクライアント様の指が少しずつ動いたという体験があります。

寝たきりの方や、中々指先が動かないという方でも、ドラムの振動がきっかけで動くかもしれません。

【音楽療法】おすすめ楽器⑦サウンドシェイプ

様々な形の太鼓セットです。

大集団でのセッションをするために、太鼓がたくさん欲しい!!けど高くて買えない!!そんな方におすすめの楽器です。

形によって、音の高低が違うので、聴き比べの時間を作り、音に集中させる活動なんかもおもしろいです。

【音楽療法】おすすめ楽器⑧カバサ

MEINL 【カバサ】 CA5BK

楽天で購入

 

音楽療法現場ではなくてはならない楽器のカバサ。

おすすめは、写真のようなミニサイズがおすすめ。

カバサを体でこすったりして、楽器の冷たい感覚やビーズがごろごろ動く感覚を一緒に楽しむと盛り上がります。

【音楽療法】おすすめ楽器⑨オーシャンドラム

ゆったりと動かすことで、海の波の音のような楽しめる楽器。

音だけではなく、視覚からも海をイメージできるデザインとなっています。

夏や初夏の時期に大活躍する楽器です。

【音楽療法】おすすめ楽器⑩フルーツマラカス

児童現場ではなくてはならない楽器、フルーツマラカス。

身近な食べ物が楽器になっていることで、子供たちも興味を持ってくれ、大切に楽器を扱う環境づくりのひとつにもなります。

以前、私が児童現場でフルーツマラカスを使用していたら、未就学のお子さんが一生懸命バナナマラカスの皮をむこうとする、愛らしい姿も見れました。

【音楽療法】おすすめ楽器⑪クワイヤーホーン

息を吸っても吐いても音が出るクワイヤーホーン。

吸うときには1オクターブ高い音が出ます。笛のくわえ口は取り外して洗うことができるので、衛生面でも安心できる楽器です。

【音楽療法】おすすめ楽器⑫トーンチャイム

音楽療法の鉄板楽器と言えばこれ。ハンドベルなどのベル楽器とは一味違う、やわらかく優しい音色がします。

ただ、値段も高額で、重さもあるので、セラピストや指導者が演奏してしようする活動に使用するのもいいかと思います。

【音楽療法】おすすめ楽器⑬ペーパージャムギター

私の中で、買ってよかったランキングトップ5に入るほど使いまくった楽器の一つ

普通のギターとは違い、フレットの真ん中を抑えるだけで、簡単にコードが鳴らせる仕組みになっています。

ギターに憧れがあるけど、中々難しいと思っている小中高生の音楽療法セッションで、いつも取り合いになるほど人気でした。

実際に使用するとどんな感じなのかは、こちらの動画をご覧いただければわかるかと思います↓

【音楽療法】おすすめ楽器⑭ベルト付きベル

楽器を持って演奏することが難しいいう方でも、こちらのベルト付きベルを腕に付けることで、音を出すことができます。

ベルトでは楽器が落ちてしまうという方には、リストベルやアンクルベルがおすすめです。

【音楽療法】おすすめ楽器⑮タマラカス

フルーツマラカスよりも安価で手に入るタマラカス。

卵型で握りやすいので、握力の弱いお子様などにおすすめです。

また、数が多い状態で販売しているところが多いので、グループセッションなどをメインでやる音楽療法士にはおススメです。

音楽療法士が買ってよかった楽器ランキング

これまでフリーで音楽療法をやる中で買ってよかったという楽器を紹介させていただいたのですが、たくさん買ってよかった楽器があったので、厳選したつもりでも15種類になってしまいました…。

これだけでは、「そんなに種類があると選べない…」という方も多いかと思いますので、ここからは厳選した中でも更に買ってよかった楽器を3つに絞りたいと思います。

音楽療法士が買ってよかった楽器3位…タマラカス

フリーの音楽療法士だった私がお勧めする楽器第三位は、 タマラカス

日本の音楽療法のスタイルは、大集団で行うレクリエーションスタイルがほとんどです。

大集団で行うときの合奏活動の際に、たくさんの楽器を用意しておくことは非常に大事なので、駆け出しの音楽療法士にはとにかく数を稼げる楽器は必要だと思いました。

音楽療法士が買ってよかった楽器2位…フレームドラム

買ってよかった楽器ランキングの二位は、フレームドラム

寝たきりの方の側に持っていくことも出来るので、児童領域から高齢者領域の幅広い現場で活用しました。

また、とても軽いので女性の音楽療法士でも扱いやすいのが魅力の一つです。

音楽療法士が買ってよかった楽器1位…ツリーチャイム

買ってよかった楽器のダントツ一位は、ツリーチャイム

困ったときのツリーチャイムと呼ばれるくらい、私も非常にたくさんの現場で助けてもらった楽器です。

落ち着かない子供も、ツリーチャイムを見せれば楽器を追いかけて椅子に座ってくれたりしたこともあり、音楽療法では欠かせない楽器です。

どんなにお金がない音楽療法士でも、この楽器だけは絶対買っておいて!!と思う楽器です。

 

【音楽療法】楽器をお得に買う方法

これまで駆け出しの音楽療法士さんにぜひとも持っておいてほしい楽器を紹介してきたのですが、そうは言っても中々高価なものが多く、簡単には買えないという方も多いですよね。

そんな方のために、高価な楽器をお得に購入する方法をご紹介いたします。

【音楽療法】中古楽器を買う

楽器をお得に購入する方法に、中古楽器を買うという方法があります。

最近では、大手楽器店のネット市場に中古楽器が取り扱われることが増えました。

結構掘り出し物もあったりするので、こまめにサイトをチェックして中古楽器をお得に方法は非常におススメです。

ちなみに、私がいつも見ているサイトに石橋楽器があります。

掘り出し物や普段見かけない楽器なども販売されているので、見ているだけでも面白いです。

石橋楽器のサイトはコチラ↓

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、フリーの音楽療法士として稼働していた時に特によかった楽器を紹介してきましたが、一番大切なのは、とにかくいろんな楽器にあなた自身が触れてみることです。

もし、周りに先輩音楽療法士がいましたら、持っている楽器を実際に触れて、クライアントの気持ちを体験してからご購入いただければと思います。

ぜひ、今年度からデビューされる音楽療法士の皆さん、参考にしてみて下さいね^^

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