子供が発達障害の診断を受ける・受けないことよりも大切なこと

お子様が発達障害の診断を受けてしまったら、親御様として受け止めるのに時間を要するかもしれません。

それはごく自然なことです。

どんな人間でも、急に「余命あと1年」といわれたり「ステージ2のガンが見つかりました」といわれて「そうですか、わかりました」と冷静に受け止められる方は少ないのではないでしょうか?

子供の発達障害をすぐに受け入れられないというのは自然なこと

私はもともと感情の起伏が激しいので受け止めるのに時間を要する人間なのですが、いつも「子供に発達障害の診断名がついてしまいました」と相談に来る親御様にお伝えしていることがあります。

それは、お子様にとって大切なのは、診断名がつく・つかないということではないということ。

自閉症などのなんらかの発達障害の診断名がつくことについつい目が行きがちですが、大切なのは、今のお子様にとって何ができて何ができていないのか。

足りていない部分は一体なんなのか。

そしてお子様自身はなにか困り事があるのか。

それを一つ一つ明確にしていくことです。

自閉症という診断を受けても、特性は100人いたら100通りだと私は考えております。

自閉症の特性とは、一般的に人とコミュニケーションをとることが苦手とされていますが、人と接することが好きな自閉症のお子様の現にいらっしゃいます。

おしゃべりは上手なのに、記憶力のキャパシティが少なめの子。

人と接するのが大好きなのに、体幹がないためにすぐに床に突っ伏してしまう子。

ピアノを見ても鍵盤1音1音丁寧に演奏するのに、飽きるとすぐに指しゃぶりをする子。

自閉症などの発達がゆっくりなお子様といっても、特性は様々ですし、特性が異なればその子を豊かな生活に送るために行う支援も異なります。

音楽療法は、そんな子供たちに対して音楽で一人一人の発育を豊かにするために必要なアプローチを行います。

まずは診断名よりも何がお子様にとって支援として必要なのか。

それを考えることがお子様の人生を豊かに導きます。

とはいってもなかなか、1人でこのような考えに急にはなれないこともあります。

そんな時は1人で悩まず、お気軽にいつでも公式ラインよりご相談ください。

児童領域で音楽療法を5年以上行う私柳川が、音楽療法士としてあなたのお子様に適切な支援についてお話しさせていただきます。

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