大人とのコミュニケーションは上手くできるけど、子供同士のコミュニケーションは苦手…そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
そんな子供におすすめしたいのが、音楽療法です。
実は音楽療法には、コミュニケーションを向上させる効果があると言われています。
今回は、子供同士のコミュニケーション能力向上に効果が期待できる音楽療法について、児童領域専門の音楽療法士である私柳川が説明させていただきます。
もし今、子供同士でのコミュニケーションがうまくできずに悩んでいる方は、最後まで読んでください。
子供同士でのコミュニケーション能力の向上が期待できる音楽療法とは?
まず初めに、音楽療法とはいったいなんなのかについて説明をさせてください。
音楽療法というのは、音楽の持つ様々な働きやチカラを意図的、計画的に用いて、心身の機能の維持向上、QOL(生活の質)の向上を目指すものをいいます。
音楽には様々な効果や力があります。
例えば、幼稚園や保育園などお片付けの時間になると、【♪お片付けの歌】が流れることがありますが、これも音楽によって「今はお片付けの時間だよ」ということを意識づけしてもらう働きを意図的に使用している例です。
このような音楽の持つ働きやチカラを意図的、効果的に用いて、障害や疾患のある方などに対し、社会的問題の減少や心身の機能の維持、向上を目指す活動を音楽療法と言います。
子供同士でのコミュニケーション能力の向上が期待できる音楽療法はどんなことをする?
そんな音楽療法ですが、子供同士でのコミュニケーションが苦手な子供に対してはどのような活動を行うのか。
音楽療法は目の前の対象者によって活動が変わるので、今回はあくまでも例としてお読みいただければい幸いです。
音楽療法では言葉を使わず音楽でコミュニケーションをとることが魅力の一つと言えます。
例えば、音楽療法の楽譜本である【静かな森の大きな木】という本に掲載されている【♪2人の音】という曲があります。
この曲では、2人または4人で音楽に合わせて同時にベルを鳴らしたり、交互にベルを鳴らす活動となっており、音楽を通じて役割を担うことや、他者と一体感を感じることで他者とのコミュニケーションを深める活動となっています。
また、この他にも大きなスカーフを一緒に持って音楽に合わせて振る活動も、子供同士で一体感を感じ、そしてその経験を積み重ねることで他者とのコミュニケーション力向上へとつながっていきます。
子供同士言葉でコミュニケーションをしなくてもコミュニケーションを向上できる魅力がある
ご紹介した2つの活動は、どちらも言葉を使用しません。
ですが、言葉を使用しなくても、音楽で、楽器で、スカーフでコミュニケーション力を向上させることへとつなげます。
そう、このように言葉を使用せず、音楽のチカラを用いて向上させることを音楽療法というのです。
子供同士でのコミュニケーション能力の向上が期待できる音楽療法を受けたい方は
今回の記事を読んで、子供同士のコミュニケーション能力が期待できる音楽療法を受けてみたいと思われた方は、ぜひ音楽療法にお越しください。
今回は川崎市内にある、コワーキングスペースいいんだよひろばにて開催をします。
詳細はこちら↓
川崎市以外にお住まいの方で子供同士のコミュニケーション力向上に期待できる音楽療法を受けたい方は
川崎市以外にお住まいで音楽療法を受けたいという方は、オンライン音楽療法をご利用ください
まだまだエビデンスが少ないオンライン音楽療法ですが、オンラインコミュニケーションが普及してきた今、効果が期待できるものと考えています。
子供同士のコミュニケーションが苦手な子供の向上法は?まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供同士でのコミュニケーションは、社会生活を送る上で必然と言えるでしょう。
今、子供同士のコミュニケーションに不安を抱えている方は、ぜひこの機会に音楽療法を体験されてみてはいかがでしょうか?
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