【高齢者】音楽療法のおススメ曲まとめ〜10月編〜

(※2020年9月11日更新)

こんにちは‼︎

音楽療法士&リトミック講師の柳川円です。

何気なく毎日過ごしていると、あっという間に9月も後半戦になりつつありますね。

介護士さんや音楽療法士の皆さんは、そろそろ10月の介護レクや音楽療法のネタ探しなど準備に取りかかる時期ではないでしょうか??

ということで、今回は10月におすすめな高齢者向けの童謡や歌謡曲をご紹介いたします。

今から来月の音楽療法の準備をしなければ!!という方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

【高齢者音楽療法】10月のテーマは秋

10月の音楽療法のテーマは、やはり秋でしょう。

秋と言えば、

  • 読書の秋
  • スポーツの秋
  • 食欲の秋

を思い浮かべる方が多いかと思いますが、それに合う曲を選曲すればいいでしょう。

また、秋は暑さも落ち着いて行楽の季節でもあるので、どこかへ旅行へ行きたくなるような曲もおすすめです。

 

【高齢者】音楽療法10月おススメ曲〜童謡・唱歌編~

まず、10月の高齢者音楽療法や介護レクにおすすめな、童謡・唱歌をご紹介します。

日本の秋の風情を感じられる歌を中心に、選曲してみました。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ曲~里の秋〜

昭和16年に作詞され、その後、昭和20年NHKのラジオ番組で「♪里の秋」と改題して歌唱された歌。

父親が無事に戦地から帰ってくるのを待つ親子の様子が絵が描かれていますが、私はいつも3番の歌詞を見てしまうと、歌いながら泣いてしまいそうになります。

同じように感じる方、いませんか??

【高齢者】10月の音楽療法おススメ曲~赤とんぼ〜

大正10年に歌詞が発表され、その後、昭和2年に「童謡100選集」の第二集に掲載された、「♪赤とんぼ」

山田耕筰が作曲したことでも、有名ですよね。

1番の歌詞にある「負われて見たのは」という意味は、姐やの背中におんぶされて肩越しに見たという意味だということを、音楽療法士になってから初めて知りました。

そんな姐やも、3番の歌詞でお嫁に行ってしまいますが、子供の頃は小さな子の面倒をして、嫁ぎ先でもきっと15歳ながら一生懸命働いたのでしょう。

そんな物語も解説しながら歌うと、また一味違った歌唱活動になるかもしれません。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ曲~とんぼのめがね〜

昭和24年にNHKでラジオ放送された、「♪とんぼのめがね」

比較的新しい唱歌なので、馴染みのない高齢者の方もいますが、覚えやすい歌なので初めての方でも歌いやすい曲です。

この歌は、福島県広野町の上浅見川箒平の情景を作詞されたものといわれています。

広野中学校東の隣には歌の歌碑もあるようので、訪れた際に一度見てみたいですね。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ曲~旅愁〜

明治40年に「中等教育唱歌集」に掲載された、「♪旅愁」

作曲はアメリカの作曲家であるオードウェイが、作詞は犬童球渓(いんどう きゅうけい)がしています。

高齢者の方にも私たちにもなじみがある歌ですが、明治40年に作られた歌とはとても歴史を感じますね。

 

【高齢者】音楽療法10月おススメ曲~歌謡曲編~

ここからは、10月の高齢者音楽療法・介護レクにオススメな歌謡曲を紹介いたしましょう。

どれも実際に私が高齢者領域で使用し、とても好評だった曲ばかりなので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~東京五輪音頭~

【スポーツの秋】のスポーツと聞いて、忘れていけないのがオリンピックですよね。

オリンピックと言えば、昭和38年に三波春夫が歌った「♪東京五輪音頭」を思い出す方は多いのではないでしょうか。

今では三波春夫のレパートリーとなったこの歌ですが、楽曲発表当初は三橋美智也が歌唱しており、作曲者の古賀政男も三橋が歌うことを想定して作曲したといわれています。

今年開催される予定でした、東京オリンピック2020でも、この「♪東京五輪音頭」が歌われるようでしたが…残念ながら今年の開催はできませんでしたね。

来年は、全国の皆さんと一緒にこの「♪東京五輪音頭」を歌えることを祈りましょう。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~365歩のマーチ~

秋と言えば、【スポーツの秋】ですが、そんなときにぴったりの歌が「♪365歩のマーチ」

前奏を聴くだけで、自然と足ぶりしてしまうこの歌は、昭和43年に発売された、水前寺清子の23枚目のシングルです。

この歌をリリースするまで演歌を歌い続けてきた水前寺清子ですが、この歌で初めて新地開拓をしたともいえる曲のようです。

実はですがこの私、水前寺清子さんと一緒に演奏したことがあります。

生歌を目の前で聴けたことだけでも感動モノでしたが、ご本人の歌に合わせて演奏したことは一生忘れません。

まだまだ現役バリバリな歌唱力なので、これからも活躍してほしいですね。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~蒲田行進曲~

「行進曲」と付く歌謡曲は、まだまだあります。

次に紹介するのは、昭和4年に上映された映画「親父とその子」の主題歌となった、「♪蒲田行進曲」

当時も非常に大流行した歌ですが、半世紀が過ぎた昭和57年、この歌を主題歌とした「蒲田行進曲」という映画が発表され、再び大ヒットしました。

今では、蒲田駅の音楽としても愛されていますので、お立ち寄りの際はぜひ耳にしてみて下さいね。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~東京行進曲~

もう一つ紹介する行進曲は、昭和4年に上映された映画の主題歌となり、ヒットした「♪東京行進曲」

歌詞の1番は銀座、2番は丸の内、3番は浅草、4番は新宿が舞台となっており、歌詞を読むだけでも当時の東京の様子が伺えます

歌詞を読みながら、今の東京との違いを比較してみても面白いかもしれませんね。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~リンゴの唄~

次は【食欲の秋】にまつわる歌をご紹介します。

まずは、音楽療法の鉄板中の鉄板の歌、「♪リンゴの唄」

昭和20年の敗戦直後に作られた映画「そよかぜ」の主題歌として並木路子が歌い、たちまち大ヒットした歌です。

敗戦直後の苦しい生活の中、彼女の明るい歌にたくさんの人が励まされたと言われています。

余談ですが、音楽療法でこの歌を伴奏する際は、イントロは長いのですが、原曲の方がなじみがある高齢者の方は多いので、そのまま弾いた方がいいでしょう。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~リンゴ追分~

リンゴにまつわる歌といわば、「♪リンゴ追分」も忘れてはいけません。

昭和27年にラジオドラマの主題歌として美空ひばりが歌い、当時としては戦後最大のヒット曲となりました。

当時の美空ひばりの年齢はわずか15歳でしたが、当時から大人顔負けの歌唱力を発揮していますね。

歌うのが非常に難しい歌ですが、この歌がお気に入りという高齢者の方も非常に多いのでおすすめです。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~柿の木坂の家~

秋の果物と言えば柿ですが、柿がタイトルに入っている「♪柿の木坂の家」も、秋にオススメです。

昭和32年に青木光一が歌い、ヒットしたこの歌は、男性にとても人気な曲です。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~高原列車は行く~

秋は行楽にもぴったりな季節ですが、そんな季節には旅行気分を味わえる歌を選曲するといいでしょう。

列車での旅行気分を味わうのにぴったりなのは、昭和29年に岡本敦夫が歌い、大ヒットした「♪高原列車は行く」

この歌は、福島県の沼尻鉄道がモデルになったと言われており、作詞した丘灯至夫が病弱だったため、いつも湯治に通っていたこの沼尻鉄道で見た光景を基に作詞したようです。

【高齢者】10月の音楽療法おススメ歌謡曲~旅の夜風~

昭和13年に公開された映画、「愛染かつら」の主題歌として霧島昇が歌った、「♪旅の夜風」

この映画は非常に人気があったようで、主題歌である「♪旅の夜風」のレコードは120万枚という記録を出したともいわれています。

 

【高齢者】音楽療法のおすすめ曲選び〜10月編〜まとめ

いかがでしたでしょうか??

10月になると、9月よりも秋らしさを感じられると思いますので、たくさん秋の歌を歌って季節を感じるといいでしょう。

ぜひ、対象者や参加者さんと、音楽を通じて素敵な時間を過ごして下さいね。

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