11月の高齢者おすすめ曲‼︎村の鍛冶屋には二種類の歌詞がある!!

みなさん、こんにちは。

音楽療法士&リトミック講師の柳川まどかです。

もう気が付けば11月に入ってから一週間が経ちましたね。

そんな本日、11月8日は【刃物の日】ということで今回は【♪村の鍛冶屋】についてお話をしていきます。

今ではすっかり見かけなくなってしまった鍛冶屋さんですが、高齢者の方々にとっては昔懐かしいキーワードの一つです。

この歌を通して、鍛冶屋の話題などコミュニケーションを深めてみてはいかがでしょうか??

 

【11月高齢者おすすめ曲】村の鍛冶屋はいつ頃作られた曲??

今回のテーマである【♪村の鍛冶屋】ですが、この歌が発表されたのは大正元年12月月刊の【尋常小学唱歌】であるといわれています。

この歌は途中歌詞が変更されており、昭和17年に【初等科音楽】国民学校初等科第四学年用に収められたとき、4番まであった歌詞を2番までに、そして文語体だった歌詞を口語体に変更したものを掲載したと言われています。

(参考文献:美しき日本のうた のばら社)

【11月高齢者おすすめ曲】村の鍛冶屋を作詞・作曲したのは誰??

そんな【♪村の鍛冶屋】ですが、この歌を作詞・作曲したのは誰なのでしょうか??

この曲の楽譜を見てみると、「文部省唱歌」もしくは「作詞・作曲者不詳」と記載されている為、誰が作った曲なのかははっきりしていないようです。

もしかすると、今後何かしら手がかりが見つかることもあるかもしれませんので、その際はこちらのサイトでも随時情報を更新していきます。

 

【11月高齢者おすすめ曲】村の鍛冶屋の歌詞

この歌は、歌詞・曲ともにPDとなっている作品ですので、ここからは歌詞をご紹介します。

先ほどもお伝えしましたが、この歌は昭和17年に歌詞が改訂されています。

今回は、改定する前の歌詞と改訂してからの歌詞の二つをご紹介しますので、二つの歌詞を見くらべてみて違いを感じてみて下さい。

【♪村の鍛冶屋】※当初発表された歌詞

一、
暫時しばしも止まずに槌打つ響
飛び散る火の花 はしる湯玉
ふゐごの風さへ息をもつがず
仕事に精出す村の鍛冶屋

二、
あるじは名高きいつこく老爺おやぢ
早起き早寝のやまひ知らず
てつより堅しと誇れる腕に
勝りて堅きは彼が心

三、
刀はうたねど大鎌小鎌
馬鍬に作鍬さくぐは 鋤よ鉈よ
平和の打ち物休まずうちて
日毎に戰ふ 懶惰らんだの敵と

四、
稼ぐにおひつく貧乏なくて
名物鍛冶屋は日日に繁昌
あたりにるひなき仕事のほまれ
槌うつ響にまして高し

(引用:Wikipedia

【♪村の鍛冶屋】※昭和17年に発表された歌詞

一、

しばしも休まず つち打つひびき

飛び散る火花よ はしる湯玉

ふいごの風さえ 息をもつがず

仕事に精出す 村のかじ屋

二、

あるじは名高い はたらきものよ

早起き早寝の やまい知らず

長年きたえた 自慢の腕で

打ち出す すきくわ 心こもる

以上が【♪村の鍛冶屋】の二つの歌詞でした。

【11月高齢者おすすめ曲】村の鍛冶屋のどちらの歌詞を使うか悩んだ場合

どちらの歌詞で歌うべきか迷う場合は、歌われる方々が歌いやすい方を選択するといいでしょう。

ちなみに私は高齢者領域の音楽療法でこの歌を使用する際、新しい歌詞の方を使用することが多かったです。

もし、どちらの歌詞を使用すべきかわからない場合は、歌われる方々に直接どちらの歌詞の方が馴染みがあるかお伺いしてみるといいでしょう。

 

【11月高齢者おすすめ曲】村の鍛冶屋の歌碑は兵庫県と長野県にある

今回ご紹介する【♪村の鍛冶屋】のような歴史長い歌と言えば、歌碑ですよね。

(これは私が勝手にそう思っているだけ??w)

実はこの【♪村の鍛冶屋】にも歌碑が建てられており、兵庫県長野県にあるそうです。

なぜこの二カ所に建てられているのかというと、

兵庫県三木市は古くから金物生産が発展した土地であり、地域の先人の姿をいきいきと描くこの唱歌の消滅を惜しんで、1978年(昭和53年)同市「三木市立金物資料館」の敷地に歌碑「村のかじやの碑」が設置されている。またかつて鎌の生産地であった長野県上水内郡信濃町柏原付近の国道18号脇にも地元有志による歌碑がある。
(引用:Wikipedia

という理由からだそうです。

やはり金物がさかんな町にちなんで建てられたようですね。

興味がある方や、お近くにお住いの方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか??

 

【11月高齢者おすすめ曲】村の鍛冶屋を通じて昔の思い出話を

【♪村の鍛冶屋】を高齢者領域の音楽療法や介護レクレーションで使用する際は、昔、家の近くなどで鍛冶屋さんがあったかなどの思い出をお伺いするといいでしょう。

今ではあまり見かけなくなった鍛冶屋さんですが、この歌が作られたころは今よりもあちこちで鍛冶屋さんがあった時代なので、思い出話に華が咲くこともしばしばあります。

歌を通じて過去を振り返るなどのことを音楽回想法といいます。

そもそも回想法には、

  • 心が落ち着く
  • 対人関係の進展を促す
  • 認知症予防

等の効果があると言われています。

また、そこに音楽が加わることで特に長期記憶と結びつきやすくなると言われています。

詳しくは、過去に音楽回想法について説明をまとめた記事がありますので、そちらをご覧ください。

音楽回想法とは一体何??高齢者領域の音楽療法士が解説してみた

ただし、鍛冶屋の話題提供などは対象者の方に合わせた内容等で行うようにしましょう。

 

11月の高齢者おすすめ曲‼︎村の鍛冶屋には二種類の歌詞がある!!まとめ

いかがでしたでしょうか??

今ではあまり見かけなくなってしまった鍛冶屋さんですが、高齢者の方々にとっては昔懐かしいと感じられる方がおおくいらっしゃいます。

これからの寒い時期でも頑張って働く鍛冶屋さんを思い出しながら、この歌を歌ってみてはいかがでしょうか??

 

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